午前中、なんとか日食を見ようとがんばっていた我が子。マニアの人はともかく、あまりのお祭り騒ぎに私はいつものあまのじゃく虫がうずうず騒いで、あまり熱心につき合わずにいた。
結局厚い雨雲で全く見えず(グラスも用意しなかったし・・・)、肩を落とす我が子。
少しかわいそうになり、夏休み前に子どもが学校でもらってきたちらしを見て、午後、たばこと塩の博物館へ行ってきました。
料理をするときに、調味料はいいものを揃えた方がいい、とはよくいわれることだ。
これはブランド物がいいという意味ではなく、ごまかすための合成物や添加物がたくさん含まれている調味料では、食べ物の本来の味を引き出す力がないという意味かなと解釈している。
一時塩ブームで、色んな塩が身近になった。あの塩ブームは、今にして思えば97年の専売制度廃止の後押しを受けて起こったものだったのね。
博物館の塩は、小学生対象の特別展示をしていてなか
なか興味深かった。
こだわりのあるレストランなどでは何種類も岩塩などが
使われていて、おしゃれだし美味しいし楽しいのだけれど
身土不二の考え方からすると、住んでいる土地のものを
摂るのが一番だよな~なんて、こんなところでも感じて
しまった。
とはいえ、我が国は塩づくりに適していない環境にあるので
その努力といったら!専売制度も塩がどこでもだれでも
平等に手に入るようにするためのものだったと言われたら
なるほどそうか~、とうなづいてしまう。それだけこの時代は
当たり前に塩が手に入る幸せな時代なのね。
たばこ展示の階には全く子どもはおらず、大学生以上の
大人が額に入れられたパッケージの大型ファイルを眺めて
いたり、今やお茶の世界でしかみない煙草盆が陳列されて
いたり・・・古き良き時代を醸し出していた。
キセルなんて私の生活圏にもなくて、電車の不正乗車のことを
「キセル」というのも意味がよく分からなかった(そもそもキセル
する環境になかったんだけど)。
タバコだけでなくポスターやマッチのデザインもお洒落だから、
その道の学生さんらしき若者がちらほら。きっと生活の
中にはなかっただろう文化だよね。
そのまた下の世代である我が子が、たばこ屋さんの店先を
再現してあるコーナーで「わ~、こんなんある~」と反応した
のは、なんとダイヤル式の赤公衆電話。今の子どもは、数字の
穴のところを(右に回すんじゃなくて)プッシュするのよね・・・。
もうちょっと早く行っていたら、一階のミュージアムカフェで
お茶もできたのだけど(チケット半券があれば10%オフですよ)、
意外に時間をかけて回ったので、また次回のお楽しみにとって
おくことに。
それにしても、渋谷は坂が多いなあ。
最近のコメント