阿修羅展
6,7日にかなりの人出になるのは予想がついたが、今日は(小雨も降っていたのに)想像以上に人が多かった。
携帯で待ち時間情報サイトを何度も覗きつつ、コンビニ経由でネット購入したチケットを持ち、国立博物館の敷地に入った途端できていた列最後尾に並ぶこと一時間。平成館は敷地の一番奥なのに、姿さえなかなか見えてこなかった。
でも、待ち時間情報は100分にも関わらず、ちょうど一時間で入場できたのは単なる幸運?それともちょこっとお得に感じられ
るように多めに設定してあるのかな。
それにしても、阿修羅の姿には本当にうっとりした。
最初、3Dかと思ったほど。この世のものには見えなかった。
そして、今日はご高齢の方が多かったせいか、案内が
うまくいかなかったのか、阿修羅像の周りの手すりから
人が動かず、後ろからはどんどん人が増え、押せ押せの
状態に。
天上の人を超えた存在と地上の者たちの騒動との皮肉な
対比のようで、少しいたたまれなくなって、早めにその場を
離れました。
会場は阿修羅だけでなく、中金堂跡から出土した遺物が
たくさん展示されていた。水晶や琥珀がたくさん。面白いな
と思ったのは、水晶蓋付筒。何を入れたのかな。謎らしい。
それと延金。カツラむきのようにぐにゃぐにゃしわの寄った
幅広の金。
八部衆や十大弟子の像も面白い。阿修羅も三面六臂の
八部衆の一人。鳥顔(頭か。耳と髪はある。)の迦楼羅
(カルラ)や角が一本生えている緊那羅(キンナラ)、チャクラ
部分にも眼があったりするその変わった姿は、いかにも
インドの神様の影響を感じる。
その奔放で煌びやかな世界観。ギリシャ神話に出てくる
神さまたちの奔放さにも通じるように思う。
巡っているうち、萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」を
夢中になって読んでいた頃のことを思い出した。
・・・どんなストーリーか忘れたけれども。
関西に住んでいても、奈良ってアクセスが今一つでなかなか
行く気になれなかった。こういう機会があって本当によかった。
(阿修羅の後姿見たり~。美しいです。)
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コメント
そーかぁ。口編に「黒」で「HEY!」だもんね。
お嬢、気持ち分かるよ。ブームでなくて、一家筋金入りだものね、あなたのお宅(^_^メ)。
私が気に入っていたのは六波羅蜜寺の仏像、というか空也上人像。学生時代けっこう近所だったから、人影少ない時間にひっそりこっそり眺めに行っていました。念仏を唱えるお口から阿弥陀様がぞろぞろ出るあたりがショッキング・・・いえいえ有難いです。それにしても天平時代の仏像に比べるとかなり暗いなあ。
投稿: えす | 2009年6月 9日 (火) 17時47分
阿修羅はサンスクリット語のasuraを漢字に音訳したものです。中国お得意の意味こじつけの音訳ね。
外国人の名前を中国語にする時、「a」 て音が最初にあったら絶対「阿」にするよね。阿Q正伝の阿Qは、某Qさんでしょ?それでいったら某修羅さん。修羅ちゃんのほうが可愛いね。
ゾウのかぶり物は、トラのかぶり物の仏像とかあったりするから、アリですね。
酉年の時に年賀状にカルラ描いたんですが、えっと喪中だった?お宅?それとも届いてるかな。そのカルラ(迦楼羅)は三十三間堂のでした。
仏師によって解釈違うから、同じものでも全然違ってくるのが面白いね。
ちなみに、我的女児はそっち方面へ進みます。最近ブームで、腹立たしいらしい。
投稿: J姐 | 2009年6月 9日 (火) 12時32分
説明板に「耳と髪は人間の鳥頭」と書いてあり「耳と髪は人間の鳥顔とどう違うんだろ?」と思っておりました。頭部は耳と髪を除き「鳥」の異形神でした(よく分からないけど、八部衆はそうですものね)。
胸から上と片腕だけが現存、展示されていた像は、頭部は象というのでそのつもりで見ると、ガネーシャのイメージとは違って頭上に象がくっついているみたいでした。まるで象のぬいぐるみを頭に被っているようだ…と罰当たりなワタシは思ったのでありました。これは頭部が二重ということかな。
ちなみに、J姐さんにお聞きしようと思ってたんだけど「阿修羅」の「阿」は和訳すると「修羅ちゃん」みたいな意味でついているんでしょうか?…なんてますます罰当たりですね
当日は前の日に「○って○いとも」で○うら○ゅん氏が阿修羅展の話をした影響で客足が増えたという話もあるようです。
投稿: えす | 2009年6月 8日 (月) 21時30分
お疲れです。私は早めに4月中に行きました。八部衆の一部が帰っちゃうっていうし。混んでるとはいえ、30分程度の待ち時間、中も余裕がある状態でした。
去年、京都に行ったついでに奈良も寄ったんですが、来年東京に来る阿修羅だと言いながら、興福寺で見ました。今回、我的女児は「興福寺で見たほうが良かった」と。スポットライトを浴びた阿修羅は、なんだか恥ずかしそうでした。
「百億の昼と…」は所有いたしております。いつでもお貸しします。またカルラは鳥顔じゃなくて、鳥そのもの、鳥の神様ガルーダです。
投稿: J姐 | 2009年6月 7日 (日) 16時12分